弊社にシステムをご発注いただきままして、改めてありがとうございます。
かなり以前よりお打ち合わせをさせていただき、導入に至ったそうですが。
導入当初は、NDKグループ関連会社を含め、工場が相模原、名古屋、大阪、広島、それから九州とありますので、それぞれが同じシステムを共有できたらという考えはありました。 まずは、グループ企業のNDK加工センターから始まり、相模原工場、そして名古屋工場と順次進めてきました。
早いもので導入から5年経過し、システムのバージョンアップの時期で他社も含めいくつかの見積りを取らせていただいたのですが、最終的には使いやすさとコストを考えて、お願いしようということになりました。
ありがとうございます。御社は関東から九州まで生産拠点が広範囲にありますので、同じシステムで運用できるという事が必要だったのでしょうか。
各工場では業務内容も違ってきますので必要という訳ではありませんが、同じシステムが使えれば多方面からの改善が取り入れられ、担当者のスキルや意識も高められると思います。
弊社でも一番初めにお出しした段階で、100%満足していただけるシステムというのは難しい問題でして、お使いいただいている中で『もう少しここを変更してもらいたい』などの要望を頂戴いたします。それに関しましては、弊社システム部にて対応させていただいております。
実際に運用されてみて、いかがでしょうか。
業務処理がスピードアップされましたので、それが一番助かっています。以前のシステムでは帳票の出力にも時間がかかっていたのですが、速く出力されるようになった事が良かったです。
御社のシステムでは名古屋工場と名古屋第二工場間のネットワークを構築しておられますが、使い勝手はいかがですか。
こちら(名古屋工場)にいながら名古屋第二工場のデーターを確認できますので大変便利です。また今回はサーバーを各工場に持つことになったので、それもスピードアップになっていますね。
サーバーの性能にも関係してきますが、データベースのデーターの持ち方ですとか、サーバー周りの環境によって検索速度などは大きく変わってまいりますので、御社にもご満足いただけるシステムになったと自負しております。
今後、御社のシステムについて、ご要望などがありましたらお聞かせ願えますか。
在庫管理とか工程管理の面も今後は考えていきたいと思っています。今回は4月に立ち上げなくてはならないという時間的な制約がありましたので、そこまで手が回らなかったのですが、順次生産管理の方までお願いしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
生産管理のシステムについては、御社では何かヴィジョンをお持ちでしょうか。
現在、受注してから指令書発行まではシステムで対応しているのですが、生産のために各工程を回っている間はまだ手書きでやっている状況です。今後は指令書番号をバーコードで管理したり、ハンディ端末での入力を活用するなどし、最終的に売り上げの方まで反映していけるシステムにしたいですね。この場合でも、どこかで人の目でチェックしていかなくてはならないでしょうけど。
そうですね、やはり確認は必要になるかと思いますが、運用上どの時点でチェックするのが良いのか、柔軟に対応できるシステムをご提案させていただきたいと思います。
今工場長が申し上げたようなシステムが実現すれば時間に余裕ができます。早くそういうシステムを作りたいところです。
当面は、作業指令書と生産日報から生産実績の集計をシステム化できればと思っています。
ありがとうございました。
御社の業務についてお話をお伺いしたいのですが、簡単なご紹介をお願いできますか。
日本電子工業は日本電子を母体とし、昭和32年に高周波加工部門が独立した会社です。高周波誘導加熱技術、特に高周波焼入装置は自動車産業および産業機械分野に貢献しております。昭和48年にはプラズマ窒化装置を独自開発し、現在もプラズマ窒化装置はトップシェアーを占めております。また平成12年には豊田中央研究所さんとのライセンス契約を基にDLC装置を開発し、拡販しているところです。
更に弊社では、これらの設備を使った受託加工を各工場で行っています。
DLCというのはどういうものでしょうか。
Diamond Like Carbonの略になります。DLCコーティングは、金属製品の表面に硬くて滑らかな炭素薄膜をコーティングして耐久性や性能を著しく向上させます。また、摩擦係数の低減により自動車部品などの摺動部に利用することで燃費を向上できます。
それから、アルミ部品の成型では金型に処理することでアルミの凝着を抑え、生産性を上げることができます。
なるほど、多くの特性を持ったDLC処理は今後もニーズが増えそうですね。DLC以外にはどのような加工を行われているのですか。
名古屋工場では高周波焼入れの受託加工のウェイトが高く、自動車部品の量産を主力としています。次にプラズマ窒化とラジカル窒化ですが、機械部品から金型、工具類と幅広い用途に使われています。そして切削工具などの刃物にはセラミックコーティング(PVDコーティング)で様々な膜種を用意し対応しています。それぞれの製品用途に応じた表面の硬さや特性を幅広く提供しています。
いわゆるこうした表面処理というのは、長い期間の技術の蓄積というのが必要なのではないかと思うのですが。
ええ、例えば高周波焼入れの製品ひとつ取っても、硬くしすぎると割れや歪みを生じますので、材質と形状や用途に合った加工条件の選択ではノウハウが重要になります。
ひとくちに表面処理と言っても、方法により様々なノウハウと数多くの経験に裏打ちされった技術があって、それが御社の強みになっているのですね。
本日はありがとうございました。
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