(株)放電精密加工研究所は、アルミ押出用金型、高精度のプラスチック射出成形用金型、独自技術による鉄製タイヤ成形用金型、さらに近年注目されているエコロジー分野ではセラミックスハニカム押出用金型などを製造しています。
今回は、押出金型事業部長の能條日出人氏、事業部の小川美香氏、坂井節子氏にお話を伺いました。
御社は、私共と非常に長い間おつきあいをいただいておりまして、本当にありがとうございます。
私共のシステムを今お使いいただいているかと思いますが、お使いになってみていかがでしょうか。 |
昔からお付き合いしてもらっているので、前任者がオフコンの頃から色々みていただいていた事でもあり、トスバックさんサイドからうちの仕様を理解されているので、1から10まで説明しなくても意思疎通がわかりやすくシステムの引き継ぎができたという事でしょうか。
それから、私たちの中でシステムに対する慣れという部分が使い勝手に繋がっているのだと思います。
以前のシステムからの引き継ぎ、与えられた資産をそのまま使っていく中で業務にマッチしてうまく使うことができたということでしょうか。
そこは、やはりオーダーメイドという事ですよね。受注入力なども、単品とセット物などにも柔軟な対応ができたという所ですね。
そうですね。御社の場合には組み込みダイスの等価係数の管理ですとか、補助工具の個別原価の管理ですとか、それなりにプログラムを組ませていただいたのですが、それがあるから今日があるのかなと。業務の流れごとにポイントを置いておいて、業務に合わせたプログラムの構築ができたという事ですね。
だから、一番最初にきちんとやってくれた所から始まって今までにわたり、うまくやってこれたのではないかと思います。
ひとつひとつ業務の流れの中から受注入力、組み込み、組み込みの管理、半製品の手配まで一連の流れの中でそれぞれプログラミングが入り込んでますから、幹の部分はきちんとシステム化できたかなと思います。後は枝葉の部分はアクセスなどを絡ませて管理されていらっしゃるから、基幹部分は我々が、枝葉の部分は御社でうまくカバーしていただいているという形でまとめることができました。
解らない所から始めるよりも、コスト面でも徐々にやっていく方が負担が少ないし、初めから100点満点を取ろうとするよりもとりあえず及第点を目指して、そこから徐々に高めていくような、そのやり方がいい結果を生んだのだと思います。
実際に導入して使うのは我々ですから、やりづらいとか問題が出てしまうとまずいので、そういう意味ではこのシステムではそういった声はあまり聞こえてこないです。
まぁ、出てきてもトスバックさんに連絡をして対応をしていただいています(笑)。
御社では新しい物の作り方を進めているとのことですが。
ええ、昔は職人の技能に頼っていました。設備は安い設備で人間の技能を高める、そういった職人を作らなくてはならなかったんです。ただし、今の時代になると、人件費がものすごくかかりますから、そのような方法だけでは通用しません。逆に機械がものすごい精度になってきましたから、物作りの主流を機械側に持って行きましょう、というような事が根底です。
最終的な目的はコストダウンなんですが、人間側から機械側に、NC側に移管をしましょうということです。
それを各工程でマシニングセンターとかワイヤーカット、放電加工ではできてきましたので、後はコンピュータ側の生産管理の部分です。今度その部分をやれば、進捗も現場の動きも全部一貫して見られるようになる予定です。
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| ホローダイス |
最新システム(DMM)加工 |
最後に御社の業務内容を簡単にご説明いただけますか。
今、金型事業部では、金型作成の新しいシステムであるDMM(Digital Master Method)システムと言う、要するに数値制御なんですが、そういう物の作り方を始めております。これにより、昔の職人の技術、個人の技能からNCの数値への置き換えを進めています。
最近の流れでは、10年ほど前までは金型の大きさは直径が400mmくらいだったのですが、今ではアルミの押し出しダイスでは150mmから800mmくらいまで作れるようになり、日本で使うアルミの押し出しの金型はひととおり全部社内でできるようになりました。
弊社の特長ですが、技術開発と同時にソフト開発を自社で持っている強味があります。
アルミの金型もNC化になってきた場合、市販のソフトでやってみた場合、時間が非常にかかってしまいますが、ハード的にも新しい作り方を色々とやったり、それを制御するためのソフトウェアを自社で作っています。ですから、他社で例えば2時間かかる作業が、弊社では30分とか、15分でできてしまうなんて事もあります。
ですから、技術開発力が上がったんですが、なおかつ、製造コストの抑制に成功しました。どんな時でも同じ品質で作ることができるようなシステムを完成させることができました。
本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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| 企業データ |
| 社 名 |
株式会社放電精密加工研究所 |
| 設 立 |
1961年4月25日 |
| 資本金 |
8億8,919万円 |
| 所在地 |
神奈川厚木市飯山3110
TEL. 046-250-3951(代) FAX. 046-250-3961
URL:http://www.hsk.co.jp/ |
| 事業内容 |
| ◆ |
放電加工を主体とした受託加工
ガスタービン及び航空エンジン部品の加工、金属部品加工、その他部品加工 |
| ◆ |
各種金型の製造
アルミ押出用金型、セラミックス押出用金型、プラスチック射出成形用金型 |
| ◆ |
金属の耐摩耗・耐腐食等の表面改質を目的とした金属表面処理の受託
特殊耐熱・耐食コーティング、特殊プラズマ溶射・精密溶射 |
| ◆ |
メカトロニクス製品の開発・製作
複合プレス加工機、電気加工機、その他専用機及び周辺機器 |
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| 押出金型事業部データ |
| 事業部名 |
株式会社放電精密加工研究所 押出金型事業部 |
| 所在地 |
神奈川厚木市恩名1626
TEL. 046-221-3113 FAX. 046-222-0656 |
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